サウスポーと、利き腕について

野球選手にも、右利きなのに、左バッターがいる。有名選手には、松井秀喜選手とか、イチロー選手も右利きの左打ちだ。

ボクサーでも、右利きなのに左構えのサウスポーに変えることが多い。それは、相手に対して有利だからだ。野球でも、ボクシングでも、左利きは少ないから、対戦相手はきらう。

昔は、サウスポーが少なかったから、マッチメイクでもきらわれて、なかなか対戦相手が見つけにくかったが、現在は、右利きのサウスポーが増えたので、希少価値的なやりにくさも、無くなってきたようだ。

ボクシングの教科書本に書いている、サウスポー攻略法の左回りだが、左回りばかりをすると、左に動いていたサウスポーは切り返して、右に動いて直ぐ攻撃に転じて先手を取ってくる。

左回りは、経験の少ないボクサーに通用する言葉で、ベテランの選手とか、右利きのサウスポーには返ってやり易い。

サウスポー攻略には、マスボクシングでもいいから対戦経験が一番だ。左構えと毎日手合わせして見ていると間合いに慣れてくる。

右ストレートに自信が有る選手は、サウスポーとの対戦を好む選手もいる。WBCフェザー級、WBA・WBCスーパーフェザー級チャンピオンだった柴田国明選手、サウスポーが好きだったと言っている。

サウスポーは右回りが基本だが、あくまでも基本であって、対戦相手の動き方によっては、左回りが好きな選手もいる。

フライ級世界チャンピオンだった、新日本ジムの小熊正ニ選手などは、右利きのサウスポーで、左回りが好きな選手のひとりだった。

小熊選手のようにボクサータイプは、えてして左周りをする。左回りは左足を出して回るということは、バックステップをしているのだ。

相手との距離を取ろうとすると必然的に左回りなのだ。教科書道理の右回りだと、たえずリードパンチ同士がぶつかるので、ファイターには向いている。

昔はめずらしかった、サウスポー同士の試合。黒パンが小熊正二選手。対戦相手は、東拳の松岡選手。
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右利きのサウスポーは、右ストレート・右フックが得意なので、斜に構えない分、両肩が相手の方に向いているので、左右の動きが得意だ。

スーパーフライ級の世界チャンピオンだった、ヨネクラジムの川島郭志選手も右利きのサウスポーで、左右のフットワークが巧かった。

昔の試合では、インファイトが多かったが、現在ではボクサーファイターが一番多くなり、リードパンチのジャブでの探り合いの試合がほとんどだ。と言う事は、リードパンチを利き腕で打てば、より有利だ。

私の知る、右利きのサウスポーの世界チャンプを上げてみた。

小熊 正二(新日本木村)、 渡辺 二郎(大阪帝拳)、レパード玉熊(国際)、 川島 郭志(ヨネクラ)の各選手。

逆に、左利きでオーソドックスの世界チャンプは、ガッツ石松(ヨネクラ)、 辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の2選手がいる。

総括すると、ボクシングはサウスポーと、利き腕が前の方が有利だ。


オーソドックス同士だと、左フックは当て易いし、効果的なパンチだが、同じように、サウスポー同士の右フックも当て易い。それも、利き腕の右フックだと、なおさらに効くパンチとなる。

下のビデオは、サウスポー同士の試合だが、黒パンツの半田選手は右利きのサウスポーだ。

ボクシングを始めるまで野球をやっていた半田選手、ボクシングも野球と同じくサウスポーが有利だからと、みなさぶろうに説得されてサウスポーになった。B級選手で引退した半田選手、オーソドックスでやっていたら、もっと強くなったかもと思ったことがあるのだろうか。
 
posted by みなさぶろう at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ボクシング雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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